「この車良いなぁ」と眺めてると寄ってくるアイツ~セールストークに注意~
こんにちは。Takeです。
この間、中古車売却時にありがちなセールストークについて語らせてもらいました。
※詳しくは下記事参照。
(さらなる後日談として、友人は購入時にも業者のセールストークにやられていたことが発覚。フロアマット・カーナビ等、いらないオプションが様々付けられたとのこと。)
というわけで、せっかくなので今回は「中古車購入時にありがちなセールストーク」について語らせてもらいます。
※前提として、購入モデル(車種・年式・グレード等)やオプション、販売価格やプランなど、全てが固まっている場合は即購入でもちろんOKです。
今回は「どれを買おうかな段階の人」を対象に語らせてもらいます。
ボーっと眺めてくると寄ってくるアイツ
結構面倒なんですよね。
なんとなく「これ乗ったら、まず夜の首都高でも流すか・・・、でも一人乗りにしてはデカいかなぁ・・・」などとボーっと考えてたら、
???「良いですよねぇ、コレ!いま入ったばっかの人気モデルなんですよ~」
私「!?・・・あぁ、はいはい。」(音も無く後ろから・・・、何者?)
営業マン「また今は特別セール中でして、アレとコレもセットで今なら・・・」
もうね、空気ぶち壊しですよ。
妄想の中で気持ちよくドライブしてたのに、横向いたら知らない男が乗ってるんですもん。そらビックリしますわ。
「(よく喋るなぁこの人・・・)」
とそっけなく塩対応してたら、いつの間にか買う前提になってることもしばしば。
『戦いに長けたプロレスラーは人形相手でも試合できる』
そうですが、プロの営業マンなら寝てる相手にも車一台くらい買わせられるかも。
そんな塩対応も通じない、巧みなセールストークの代表的なパターンは以下の通り。
セールストーク代表例1:購入急かすパターン
一番使われることが多いパターンです。
「先週入った同モデルは〇〇円ですぐ売れた」
「もう購入検討中の方がいるので、決断は早いほうが・・・」
「珍しいグレードなので、次いつ入るか分からない」
というもの。
特に、私のように普段から限定モノが好きな人は要注意。
いつの間にか「買わなきゃ」感に支配されます。
一つ対抗策として、
「今日は見に来ただけなので」
と決断先延ばし戦法がおすすめです。
中には、
「今決めていただければ、特別に値引きいたします」
や、
「〇〇日までに購入意思固まったらご連絡下さい」
などと、去り際まで服の袖を引っ張ってくることも多々あります。
でも振り返ってはダメです。
鉄の意志を発動しましょう。
・・・にしても、そもそも「○○円で売れた」とかの情報って本当なんですかね?
もしかしたら買わせるための常套句で、全てウソってこともあるのかも。
セールストーク代表例2:オトク感漂わせるパターン
「傷、汚れは目立つけどエンジンは綺麗なんですよ」
とアピールポイントを推してきたり、
「カーナビ、オーディオなどもお安く載せますよ」
とお得感を漂わせてくるパターン。
ここは勉強量がモノを言います。
勉強不足な人はここでOUT。
「なんとなくオトクっぽい」と勢いに押されて、即「カモ」です。
特に「いつか使えそう」と、大きめのカゴとか無駄に取っておくタイプは要注意。
「買っといた方が良いかも」感に支配されます。
このパターンでは、相手が押せると見るや
「とりあえず見積り出しときます!フロアマット付けときますね~、あと保証にも入っといた方が良いですよ~」
もうグイグイ。圧がすごい。
対抗策としては、
「相場価格を調べる」
コレが一番だと思いますね。
勢いに流されずに、
「ちょっと待ってくださいね」の一言。
スマホを開いてカーセンサーやグーネットなどで相場を調べましょう。
そして一通り価格比較して参考にしたのち、
「今日は見に来ただけなので」
と決め台詞。鉄の意志再び。
即決はNG!
事前に購入モデルが決まっていない場合、即決はNGです。
どんなにお得そうに見えても、必ず一旦家に持ち帰ること。コレ、ゼッタイです。
みなさんの家にもあるでしょう。
「どんなノリで買ったんだコレ!」という品が。
修学旅行で買った木刀、一度も弾いてないギター、3万円のシーサー。
どれも魅力的に見えたから買ったはず。
モノを買う時には熟考しましょう。
中古車購入時に覚えておきたいポイント
長々と語らせてもらいましたが、覚えておきたいポイントは、実は「中古車売却時にありがちなセールストーク」でご紹介した所と共通しています。
それは、
「余所での価格設定を調べる」です。
新車はもちろん、特に中古車を取り扱う際には相場知識を身に付けることが重要です。
最後に一つ。
営業マンの方々は皆さん基本丁寧で優しい方ばかりなので、
突然セールストークに持ち込まれても、私のように塩対応はしないように。
それでは。