中古車買取業者のカモにならないための秘訣~○○を提示すれば勝確!?~
こんにちは。Takeです。
先日、大学時代の友人と久しぶりに再会してきました。
以下はその一コマ。
友人「最近車買い替えたんだけど、古い車売りに出したらめっちゃ安いの!」
私「へぇー。車種は?」
友人「フィットの10年落ち。そこそこ綺麗に使ってたんだけど、1万。」
私「安っ、そもそもなんでOKした?笑」
友人「なんか『これが限界なんで・・・』的な雰囲気だったからそれでOKしちゃった。」
大体こんな感じのやり取りだったと思います(酔ってたので若干うろ覚え…笑)。買取金1万円はこの日の飲み代に消えました。
車に詳しい人であれば当然のように知っているとは思いますが、車を売りに出す時には事前に買取知識を入れるのが鉄則。でも中には、友人のように裸一貫で臨むような人も少なからずいる様子。
ここで忘れてはいけないのは、相手は車の買取のプロということ。裸で臨んでも当然適うはずもなく、向こうの良いように転がされてしまうのが関の山です。
特に「セールストーク」には要注意。
多少の知識を携えても、この「セールストーク」にやられてしまうこともしばしば・・・。
(ちなみに「フィット 10年落ち 買取」で調べてみたところ、某買取業者では10万円の買取値が付けられているのを発見。友人のように雰囲気に流されてしまうお客はまさに「カモ」。)
今回は私のこれまでの経験も交えつつ、買取業者のセールストークのパターンや対応策などについて語ってみます。もしこれを読んでいる人の中で売りに出そうと考えている人は参考になるかも・・・?
セールストーク代表例1:同情パターン
多分、これが一番典型的なセールストークです。
「これでギリギリなんです・・・」「申し訳ないんですが、この間もやり過ぎて怒られてしまって・・・」
というのが決まり文句。
私自身、この手法に一度引っかかった苦い過去が(笑)。
当時担当してくれた人が同年代だったこともあって、懐メロトークに花が咲いたのが裏目に出ました。
この対応策としてはただ一つ。
「非情に徹すること」です。
×「なんか可哀そうだな」「じゃあこれで良いか」
〇「あなたと仲良くなりにきたわけではない」「こっちの要求は曲げないので」
これまでの経験から言わせてもらうと、このパターンを使っているうちはまだ相手には余裕があります。目一杯ワガママをぶつけて良いでしょう。
セールストーク代表例2:要求受け入れた風パターン
これ、結構厄介です。
「分かりました!じゃあちょっと調整してみます」
このように、一旦要求を受け入れたような反応の後・・・、
「なんとかここまでなら大丈夫です!」
とちょっとだけ買取額をプラスする、というもの。
若干こちらの要求が通っているだけにやりにくい・・・。
さらに「これ以上要求したら『図々しいやつだな』と思われそうだな」という罪悪感をも上手く利用した頭脳プレイ。
同情パターンで心が揺らぐような人はここで間違い無く仕留められます。
この対応策としては、
「余所での買取価格を提示する」
これが一番効果的じゃないでしょうか。
車の売却交渉は探り合いです。一見関係無さそうなムダ話でも、相手は常に懐に忍び込むチャンスを伺っています。
「このお客さんはどれだけ車に詳しいか、どれだけの知識があるか」と探り、
「このお客さんなら、このままいけば押し込めそうだ」などと頭を巡らせています。
そこで、
「余所では○○円で買取対応してますよ」
このワードを入れ込むことで、少なくとも相手側のペースに持ち込まれることは無いでしょう。
覚えておきたいポイント
車を売りに出す際に覚えておきたいポイントをご紹介しておきます。それは、
相手のペースに呑まれないということ。これはホントに重要です。
売却交渉は一つの心理戦です。どちらが心理的主導権を握るかという点がカギとなります。
※乱暴な態度を取ったり威圧的な交渉はもちろんNG。あくまでも紳士的に交渉することを忘れずに。
しつこく繰り返すようですが、交渉の主導権を握るためには
「余所では○○円で買取対応してますよ」
このワードを入れ込むこと。これを覚えておくだけでも交渉成功率は格段に上がります。
冒頭でもお話しましたが、結局のところ車の売却交渉には事前に知識を入れておくことが鉄則です。事前知識、つまり買取相場を把握しておくこと。くれぐれも裸一貫で突っ込むようなことは避けましょう。
初太刀で決める売却交渉
今回は代表的なセールストークをピックアップしましたが、短期決戦で済ませたい場合は、まず初太刀から
「余所では○○円で買取対応してますけど、ここではいくらで買い取ってくれますか?」
と切り込んでしまうというのもアリ。(一見乱暴ですが、コレ結構効果的なのでおすすめです。)
もし相手が渋い対応をした場合は、すぐに見切りをつけて次を探しましょう。
また「店舗まで直接行くことすら面倒」という方は、ネットの一括査定サービスを利用するのもアリです。家にいながら複数業者に査定依頼できます。便利になりましたね。
ただ注意点としては、複数業者から一気に連絡が来るので対応が大変。私が利用した時は10社以上から一気に電話・メールの嵐だったので、「正直交渉とかしてる場合じゃない」と本末転倒でした。利用する時には多くても8~9社あたりで収めた方が良いと思います。
代表的な一括査定サービス
数々一括査定サービスはありますが、代表的なものを一つピックアップしておきます。
あの「楽天」の査定サービスです。他サービスとは違って「楽天スーパーポイント」が付くのでオトク。
車を買取に出す時には決して「呑まれない!」
しつこいようですが、車を売りに出す時には場の雰囲気や相手の話術に「呑まれない」よう注意しましょう。特に初めて売る場合は「カモ」扱いされて舐められがちです。
現在車の買取を考えていない方も、今回ご紹介したポイントなどを覚えておくと、いつか役に立つ日が来るかも・・・。(もし失敗しても責任は取れませんのであしからず。)
それでは。