日本人がお花見(桜)好きな5つの理由
今週のお題「お花見」
こんにちは。Takeです。
先日の花見記事を書いてふと思ったこと。
「そもそも日本人ってなんでお花見(桜)が好きなんだろう?」
外国ではどうなんだろうと、パリにいる友人(フランス人)に聞いてみたところ
「桜が咲いてたところで特に・・・、寒いし。」
と淡泊な返しが。
フランスにもこんな素敵なお花見スポットがあるのに・・・。
※ジャン23世広場(ノートルダム大聖堂の隣にある広い公園)
さらに詳しく聞いてみると、
- フランスは桜の時期、かなり寒い(雨季ほどではないが雨もよく降る)
- お酒はゆっくり味わって飲みたい(どんちゃん騒ぎのためのお酒など言語道断)
- 日本のような弁当文化が無い
などの理由から、日本のようなお花見はしないとのこと。
そう考えると、結構日本ってお花見をする環境に恵まれているのかも。
今回は日本人がお花見(桜)好きな理由を考えてみました。
日本人がお花見(桜)を好きな理由1:綺麗
まさに抜群のカラーリングです。
この「控え目な薄ピンク」の色使い。
ぼやけた淡い色使いに趣を感じるのは日本ならではでしょう。
日本女性的な、「おしとやかさ・しなやかさ」を感じさせます。
日本人がお花見(桜)を好きな理由2:短命
桜の命は1週間。
気を抜いているとあっという間に散ります。
「いつでも見れる」となると人は飽きるもの。
「今しか見れない」となると人は惹かれるものです。
とりわけ限定モノに弱い日本人は桜の虜に。
日本人がお花見(桜)を好きな理由3:タイミング
3~4月は卒業式・入学式シーズン。
強く印象に残りやすい時季でもあります。
友達との別れを悲しむ背後に、桜。
新生活に期待と不安を抱く背後に、桜。
知らず知らずのうちに「桜とともに」思い出が刷り込まれているわけですね。
日本人がお花見(桜)を好きな理由4:食文化の発展
世界的にも「花を愛でつつ外で美味しいものを食べる」という文化は珍しいようです。
屋外での飲酒が公に認められているのも、先進国の中では稀。
お弁当文化なんかも珍しいみたいですね。
日本人がお花見(桜)を好きな理由5:血筋
お花見文化の起こりは奈良時代。
当時は「梅」を鑑賞していたようです。
平安時代に入ると「梅」から「桜」へ乗り換え。
そのまま現代のスタイルへと移行していったとのこと。
元来私達は「花を愛でる血」を引いた存在であるようです。
お花見は節度を持って楽しむ
おそらく50年後、100年後もお花見文化は続いていることでしょう。
日本の桜として知られる「ソメイヨシノ」。花言葉は「心の美しさ」です。
これからもこの文化を汚すことなく、節度をもちつつ楽しみたいものですね。
※他の記事もチェック!