ブーム(20年で一回り)+アナログ回帰=車ブーム再燃!?

こんにちは。Takeです。

 

皆さんは「ブーム、20年で一回り説」というのをご存知でしょうか。

日本で一回りしているブーム

まずはファッション業界からピックアップ。

これらは主に90年代に流行ったファッションですが、最近またこれらを身に付けている人が増えています。バブル時代に流行っていた太眉・赤リップなども現在流行っていますよね(平野ノラほどではありませんが・・・)。

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 続いて音楽業界。

などなど。特に音楽業界なんかは流行の転換が顕著なイメージですね。

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日本で今起こっているアナログ回帰

またこれらの「ブーム、20年で一回り説」に加えて、

現在日本の多くの業界で「アナログ回帰」が起こっているようです。

 

例えば文具業界。

スマホ・PC普及の波に飲まれ、一時期は大きく売り上げを落としていた文具業界。

そこから打開を図るべく、各メーカーでは次々と新製品を開発。

その結果、現在では文房具ブームが起きるまでに至りました。

確かにコンビニでも「文房具特集雑誌」が置いてあるのをよく見ます。

さらに都心・渋谷では、「文房具カフェ」なんていうのも登場しています。

http://tokyocafe360.jp/wp-content/uploads/2013/05/R0017608.jpg

www.bun-cafe.com

私も一度行ったことがありますが、中には文房具雑誌・書籍がズラリ。

もちろん多種多様な文房具も所狭しと並べられています。

さらにカフェだけあって飲食も可能。

文房具に囲まれて赤ワインを嗜む、という文豪気分を味わえたのも一つ収穫でした。

また客層については学生からお年寄りまでと、思いのほか幅広かったのも印象的です。

 

そして、音楽業界についても現在アナログ回帰が起こっているとのこと。

代表例として、レコードの再流行

去年にはソニーが約30年ぶりにレコード生産復活を発表し、大きな話題となりました。

生産復活した理由としては「特に20代の間で、データ化されていないモノ(物体)として形をもった音楽が逆に新鮮で、魅力的に映っている。」というのがデカイのだとか。

また、「レコード操作の面倒くささ」「一つのステータスとして愉しむ」という文化も既に若者たちの間で浸透しつつあるとのこと。

japan.cnet.com

 現代はカジュアルリッチな時代?

一部では、この「現代的アナログ回帰」「カジュアルリッチ」と呼ぶのだそう。

「カジュアルリッチ」、つまり「モノに自分なりの価値を見出す文化」

 

このように、現代は「90年代ブームの再燃」+「アナログ回帰」という特殊な時代と言えるでしょう。技術の進歩によって生産性や効率が重視されていながら、一方ではモノそのものへの愛着やロマンなどが重視されているという、まさに双方の面が共存している状態です。

 

日本の車文化の今後

ところでこれ、車文化に焦点が当たっても全然おかしくないと思うんですよね。

 

つまり、車ブームが今後再来する可能性も十分あるハズ。

 

今はEV・HVや自動運転車の開発などが行われていますが、一方でクラシックカーやキャブ車など、「手間はかかるがロマンを感じさせる車に魅力を感じる層が増えてきてもおかしくないよなぁ。。。なんて思います。また平成生まれにとっては90年代に活躍したチェイサーやFTOプリメーラなども旧車の一つ。魅力的な車に映るかもしれません。

 

先日「若者の〇〇離れ」なんていうのを書いておいてアレですが(※前記事参照)、確かに車から離れる若者がいる一方で、車に魅力を感じる若者も一定数は残り続けるのでは、という感じですかね。

car-mrtake.hatenablog.com

 

今後将来的に、

「なんで今時チェイサー乗ってるの?もっと良い車あるでしょ?」という問いに、

「でも、またこの手間がかかるところが、良い味の一つなんだよ」と返す20代が登場するかも、いや、もう既にどこかにいるのかも・・・。

 

それでは次回の配信をお楽しみに。