東日本大震災から7年。長野県北部地震って覚えてる?

こんにちは。Takeです。

 

 

今回は真面目な話を。

 

 

 

昨日は3月11日。東日本大震災から7年。

あっという間というような、「まだ7年か」というような。

 

 

 

当時私は20代。

東京住みで、東北地方に住んでいる親族もおらず、大きな被害には遭いませんでした。

 

 

そんな私も今は30代。ものの見方も色々と変わってきました。

20代の頃は「あんなことは二度と起きてほしくない」と思いながらも、

どこか他人事のように感じていたところがあったと思います。

 

 

しかし震災から5年経った2016年、大学時代の友人に連れられて岩手県陸前高田市宮城県・女川石巻、福島・南相馬に実際に足を運んだ時のこと。

そこで目にした光景は想像を遥かに上回る惨状でした。

 

 

今なお仮設住宅で暮らす人。続くかさ上げ工事。終わらない廃炉作業。

 「まだ終わってなかったんだ・・・」というのが正直な感想でした。

 

すっかり報道されなくなったことで、どこか「もう終わったものだ」と感じていたものが大きな勘違いだったということに気付かされました。

 

 

 

また、同年2016年に放送されたNHKの震災特番で、糸井重里さんが言っていた言葉も大きく心に残っています。

 

確かに悲しみはあるけど、それだけじゃない。暮らしの中に喜びや楽しさなどもあるはず。せっかくこうやってテレビで被災地の現状が伝えられるんだから、色んな感情がゴチャゴチャに混ざった状態そのままを伝えるべき。きれいにまとめる必要は無い。

(2016年3月11日NHK総合テレビ「特集 明日へ」内にて)

 

確かにそうですよね。

 

震災特集とかやる時って、毎回震災の悲惨さとかが重視されていて、「喜」「楽」の部分にスポットが当たっているものってほとんど無い気がします。

 

 

被災者ではない、こちら側が構えすぎているだけというところもあるかもしれません。

被災地では結構賑やかにワイワイやってたりするんですよね。

 

 

 

 

そして昨日の朝、「ボクらの時代」を見ていたらまた糸井さんが。

対談相手はサンドウィッチマンでした。話題は震災について。

 

 

番組では、

復興半ばってニュースとかでは言うけど、そもそもどこがゴールなのか

被災者本人ではなく、その周りの人達が過敏になり過ぎているところもある

募金活動が偽善と呼ばれる風潮があるのは辛い」

などなど心にくる言葉が数々ありました。

 

 

特に「復興半ば」とされるところの「ゴール」については考えさせられます。

 

また番組内では、「人は良いことも悪いことも時間とともに忘れてしまう」という発言もありました。

確かに、現地を訪問した私ですら細部の記憶は薄れてしまってます。 

 

 

覚えてますか?震災当時の新聞はほとんど空白だらけだったんですよね。

 

 

 

 

そして東日本大震災と同様に忘れてはならないのが、長野県北部地震

長野県北部地震からも7年経つんですよね。

 

 

 

今私達にできることは、何よりも忘れないことが一番でしょうね。

 

 

 

 

 

想いそのままを書き連ねたので、

ゴチャゴチャと色々なものが混ざってしまったかもしれません。

 

 

しかし今回ばかりはそれでいいでしょう、

きれいにまとめる必要は無いのかな、と思います。(糸井重里さん拝借)

 

 

それでは。