車はどこで売る?個人売買(フリマ)の各社サービスを比べてみた

こんにちわ。Takeです。

 

もう桜が咲く頃ですね。春といえば出会いもあれば別れもある季節。
この時期はどうしてもユーミンの「卒業写真」が頭の中でヘビロテする...(笑)

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そんな哀愁漂う春頃になると、自動車業界も目紛しく変化します。
車を所有していれば「環境が変わって車を手放すことになった・車を買い換える」といった様々な理由により、車を売却するタイミングでもありますよね(中古車業界では1月〜3月の間が最も取引が行われます)。

 

中古車を売る際は、中古車販売店・ディーラー・一括査定・オークション・個人売買といったいくつかの方法が存在します。

 

ですが、こう思った方も多くいるではないでしょうか?
「いろんな売却方法があるけど、結局どこで売却すればいいのだろう...?」

 

これ、結構悩みどころですよね。
ディーラーに下取りしてもらうか、中古車販売店に買い取ってもらうかの2択がほとんどだったひと昔とは違い、インターネットの普及により便利になった今の時代。

 

市場の流れがわからない...私もそんな立場の一人です(笑)

 

そんな今回は、売却方法で認知度が高い中古車販売店と、近年注目度が集まる個人売買(フリマ)を比べてどっちがお得かつ賢く売れるのか調べてみました。

 

中古車販売店と個人売買の利点

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まず、中古車販売店はガリバーやアップルといった大手買取店が有名ですが、何と言っても買取の素早さはピカイチ。中には、最短1日で売ることも可能であるため、できるだけ早く車を売却したい方にはいいかもしれません。

気になる査定額は、基本的に中古車市場の買取相場価格を基準に決められることが多いので、予想していた額よりも下回ることも...。それでも、ディーラーに下取りするよりも高く設定されることは確実。安心感と必ず売れるという点は最大のメリットかと思います。

 

一方、個人売買は中古車販売店とは異なり、業者を通さずに個人間で取引を行うため、余計な手数料が掛からないというのが最大のメリット。価格は自由に設定することができるので、高く売りたい方にとっては一番いい方法です。
ただし、個人売買は名義変更自賠責保険の変更(被保険者)といった法的な手続きを個人間で行わないといけないのが面倒なところなんです。

 

 

個人売買のトラブル

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また、個人売買に付き物なのが売り手と買い手によるトラブル。中古車販売店では、車両状態を事細かくチェックして査定額を決めますが、個人間では現車確認は基本行いません。

そのため、車両情報を正確に記載することがポイントとなってきます。また、車の受け取り・支払い方法に関しても事前に擦り合わた方がトラブルの元とならないので逐一確認すると良いでしょう。


特に「ヤフオク」といったオークション系や「ジモティ」などの掲示板系、「メルカリ」のフリマ系では、基本的に掲載場所を提供しているだけなのでトラブルが起こった際は対応してくれないことがほとんどです。まさに、買い手だけでなく売り手も不安になるのが個人売買ということになります。

 

 

個人売買の仲介サービスを利用するといいかも

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ここまでの話からすると、中古車販売店と個人売買だと...
「査定額が安くてもいいからプロの査定士がいて安心感のある中古車販売店に買い取ってもらいたい。」

 

という流れになりますが、実は個人間の売買をサポートする車専門の仲介サービスが存在します。いわゆる中古車売買専門プラットフォームと呼ばれる業態であり、手数料といった中間コストを削減することで、車を売る人は高く、車を買う人は安くを売りにしているようです。

 

主に「ガリバーフリマ」「Ancar」「カーコンマーケット」「CARNNYマーケット」といった会社が存在していますが、それぞれプロの査定士による車両状態検査もある上に、名義変更や決済、輸送費などを代行してくれるとのこと。

 
じゃあ、それぞれどんなサービス展開をしているのか...。
気になったので各社の主なサービス内容や代行手数料(車両価格:100万円過程)を比べてみました!

 

「ガリバーフリマ」

gulliver-frima.com

ガリバーフリマ(旧:クルマジロ)は、車両価格に消費税が発生しない上に、出品する際は無料で掲載可能。売買が成立した場合は、出品者だけでなく購入者にも1万〜最大6万円の手数料が発生するようです。特徴としては、ヤフオク!やメルカリにも出品出来る他、トラブルになりがちな名義変更や車の引き渡しや代金の受け取りも代行してくれます。

 

「Ancar」

www.ancar.jp

「ガリバーフリマ」同様に車を出品する際は無料で行い、名義変更や車庫証明取得なども代行してくれます。利用手数料は7万円(輸送費など別途手数料が発生)。特徴としては、車選び.comなどにも掲載することが可能であり、購入を検討している買い手と直接やり取りを行うことができろようです。

 

「カーコンマーケット」


carconmarket.co.jp

 

 

車の修理を行う"カーコンビニ倶楽部"が運営する「カーコンマーケット」は、手数料16万円と業界でも最も高いことで有名です。特徴的なのが、出品する車が限定されており、6年落ち6万km以上の車は出品することが出来ません。まさに狭き門とも言える仲介サービスですが、その分高く売れると評判がいいです。名疑義変更などの各種手続きはもちろんのこと、全車キズへこみの保証が付いている点は魅力的なところです。

 

 「CARNNYマーケット」

market.carnny.jp

上記の3社同様に基本的なサービスは同じだが、売り手だけでなく買い手にも配慮し、購入後7日間以内であれば理由を問わず返品可能(認定車両の場合)とのこと。利用手数料は、54,000円(車両価格100万円以下)。また、パーツケア保証サービスも導入しているので、万が一の故障でもトラブルを回避できそうです。ただ、他社と比べて取扱台数が少ない点が惜しいところです。

 

 中古車販売店よりも高く売れるかも!

 ざっくりと、個人売買の仲介サービスを比較してみましたが、なるべく高く売る場合は「Ancar」または「カーコンマーケット」、手数料をなるべく抑えたい場合は「ガリバーフリマ」「CARNNYマーケット」と言ったところでしょう。

 

この他にも多くの仲介サービスがあります。結論から言うと、手数料がカットされるだけで、中古車販売店よりも20万円ほど高く売れる可能性があるのが個人売買ですね。

 

今回は少し真面目なお話になってしまいましたが、個人売買(フリマ)は実際に利用してみないとわからないところです...。自分もまだ利用してないので(笑)

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では、次回の配信もお楽しみに!