母親が教えてくれた「卒業の事実」
こんにちは。Takeです。
意外と自分の記憶って曖昧だったりしますよね。
いつの間にか自分の都合の良いように記憶が作り変えられていたり。
一切記憶に無いことを人に言われて、ようやく「あぁー!」と思い出したり。
先日、実家で両親と久々に一家団欒のひとときを過ごした時のこと。
ふと母親が、
「そういえば、あんた小っちゃい頃よく車の後ろにくっついてたよね」と一言。
・・・すっかり忘れていました。
そういえば私には、車を見かけると後ろにくっつくクセがありました。
おそらく今も両親は「車が好きだから近づいていた」と思っているんでしょう。
しかし、それは大きな勘違い。
実は「排気ガスの匂いが好きだから」くっついていたんです。
誰にも一つくらいはありますよね。
なぜだか分からないけど好きっていうモノ。
私の場合は「排気ガスの匂い」がナゼか好きで。
親と買い物に行く途中でも、車が停まっているのを見ると、
隙を見て車の後ろにコソッと寄って、クンクン匂いを嗅いでいたのを覚えています。
今思うと中々アブノーマルな「排気ガスの匂いフェチ」。
しかし調べてみると、意外といる様子。。。ビックリしました(笑)
カブの排ガスの匂い良いよね(
— 田辺3 (@tanabe_3) 2018年3月9日
そして懐かしのmixiには「排気ガスの匂いフェチコミュニティ」まで・・・。
さらに調べてみると、なんとこんな人も「排気ガスの匂いフェチ」だったとか。
そう。誰あろうホンダ創業者「本田宗一郎」。
なんでもフェチレベルは筋金入りで、排気ガスの匂いを嗅いだだけでエンジンの好不調を言い当てた(本当?)という逸話もあるほど。
しかし、タバコなんかよりも明らかに身体に悪いこのフェチ。
当時は匂いを嗅ぐたびにテンションが上がっていたようですが、
約30年経った今改めて嗅いでみても、全く何も感じません・・・。
卒業というと大抵は切ないものばかりですが、
「排気ガスフェチからの卒業」については切なさ0%。
むしろ卒業しといて良かったなぁ、とホッとするのみです。
もし卒業していなかったら、アイドリングストップ運動に反対しつつ、人目を忍んで車の後ろでボーっとしている30代男性が存在していたわけで。。。
いやー、恐ろしい。
それでは。